学校に行かないことは本当に異常なことなのか。不登校について考える

不登校

こんにちは。リエです。 うちの子供二人は学校になんとか行ってくれていますが、 二人のクラスにも学校に来ていない生徒さんは何人かいるみたいです。

今日は不登校がそれほど悪いものなのか考えて みたいと思います。

不登校の人数は1000人あたり14.5人!?

文部科学省が2017年10月26日に発表したデータです。

文科省の不登校の定義は病気や経済的理由を除いての年間 30日以上の欠席となっています。 28年度が過去最高人数であったとのことです。 (1000人当たりでみると) 不登校数推移

文科省から借りてきた平成3年から平成13年までの不登校者数 の推移グラフです。

6万人台から13万人台へと倍増しています。 平成28年度は13万4000人ほど。

1981年から小中学生の人数は減り続けていますから 28年度と平成13年度が4000人ほどしか減っていないのは 少子化の流れと反比例しています。

私が担当した一昔前の不登校の生徒さんの特徴

私がまだ教育業界にいた10年くらい前の印象です。

教室での指導ではなくご家庭での個別指導にあたったケースです。

学校の人間関係に悩んでいた生徒さんが多くいました。私の見ていた生徒さんたちは中学生がほとんどで小学生の 方はいらっしゃいませんでした。

中学生という時期は本当にどうでもいい会話で盛り上がったり、 異性の話やテレビのバラエティー番組について言い合ったり するものです。

ですが言ってみればそのような幼稚な趣味に合わせるのが 辛いといった生徒さんが複数人いました。

また正義感が強く、同級生をからかったり、いじめに同調するのが 嫌で苦しんでいる子もいました。

全員が全員では勿論ないのですが、嫌な周りの風潮に合わせられず 困惑している生徒さんが一定数いました。

考え方も大人で、学校へ行ってなく勉強も手についていない ので、成績的には落ちこぼれていましたが、指導すると 理解力が非常に高いので、学校にいってさえいれば 進学校に入学できたのにと思ってしまう生徒さんが いました。

このような生徒さんは家族以外で信頼でき、導いてくれる大人がいさえすれば高校大学と進学して問題なくその後の人生を送れるれる方が多いように思います。

リアルな対面が難しい場合、オンライン家庭教師も良いかもしれません。

いじめが原因の不登校

自分と違う箇所を攻撃してしまうのが人間の本能です。その本能を未成熟だと隠すことができない。剥き出しにしてしまう。それが子供と大人の違いです。

そうやって弱いものを集団でいじめてしまう。勿論それは大人の社会でも往々にしてあることなのですが。

しかし大人は嫌ならその仕事を辞めて逃げることができますが子供が逃げることは不登校となり悪いことと決めつけられてしまうので大人よりずっと可愛そうです。

大人は次の仕事を見つければ万事OKですが、子供は校区も変わるためおいそれと次の学校を見つけるわけにも行きません。

そして近年ではSNSが発達して学校、放課後の線引があいまいになっていて子供たちは友達と四六時中つながっています。SNSいじめもあり、心が休まる時間がありません。いじめられていると特に。

このようなケースでは下の方でも詳しく解説しますが、学校に行かないで良いことを前提にどうやって日々を充実させ、社会に出ても困らなくするかを親子で真剣に考えましょう。

かなり対応が難しい無気力タイプの不登校

ゲームには熱中でき、学校の友達はいなくてもネットで 誰かと繋がっているタイプ。

家では寝たいときに寝て、起きたい時に起き、 食べたいときに食べ、家族との交流も遮断し、昼夜逆転の生活を送ります。

ご家族にとって地獄のようなこの状況をなんとか 打破しようと教育産業に依頼されるのですが、 指導にならず途中で解約というケースになってしまうパターンが多いです。

心のカウンセリングが必要なレベルですと依頼する業者を間違えています。 家庭環境が複雑だったり、既に家庭が破綻していたりもします。 このタイプの生徒さんに対して私がとやかく言えることも 知識も持ち合わせていません。

ゲーム依存症を扱っている心療内科をお近くで探すことが大切です。スクールカウンセラーがいればまずそちらに相談して紹介してもらうこともできます。

家庭が崩壊している場合の不登校

離婚など何も珍しいことではなくなってしまった昨今ですが、子供がいての離婚の場合やはり子供の心に大きな傷を残してしまうのはやむを得ません。

お母さんが美しく恋愛に積極的な方ですと、すぐ新しい彼氏や旦那さんを見つけて再婚するケースがあります。おこさんに分別がついてない場合だとそれほど問題はないのかもしれません。

しかし小学生の中学年以上ですと新しく家庭に入ってきた他人な大人との折り合いが難しく自室に閉じこもってしまうということが少なからずあります。

そうでないかもしれませんが、子供は自分の人生よりも親の人生を優先したと思って心を痛めます。

離婚後実家に戻っていたところその実家に新しい男性が入ってくる、離婚でアパートに引っ越したところに新しい男性が入ってくる。このような場合は男性が低収入であることが多く何なんだろうなと思ってしまいます。

高校にも進学できず、就職もできず引きこもりになる可能性があるのですが、不自由なく引きこもれるほどの経済的なバックアップもそれほど期待できない家庭だとどうなるのか想像もできないレベルです。

このような家庭に育ってしまったお子さんが不憫でなりません。

離婚はしていなが家がゴミ屋敷になっている家庭の不登校

ADHD(注意欠陥・多動性障害)、うつ病、セルフネグレクトなどの心の疾患を伴っている場合部屋をきちんと整理できなかったり酷いとゴミ屋敷化させてしまうこともあります。

親御さんにこららの疾患がありそれを見て育ってしまうと、家に友達を招けなかったり他人の家と自分の家を比べて落ち込んだりと様々な問題が生じるので子供が精神的に参ってしまうこともあります。

ゴミが風呂場までいってしまうと入浴もままならず、臭いが原因でいじめにあうこともあります。

心療内科に親子でカウンセリングを受けに行く必要があると思います。しかし親御さんが自分の病気を自覚していない場合はだれもアドバイスできませんから何も解決せず親子ともに年齢を重ねていくという阿鼻叫喚が放置されることとなります。

学校に行けというのはかえって逆効果になる

ですが、真面目さと正直さ故に学校生活が合わなかった生徒さんは総じて高校入学と同時に問題なく通えて卒業 というケースが非常に多かったです。

性格はおとなしく、人を傷つけるようなこともせず大変優しい子達だったので問題ないと経験上思っていました。

親御さんはなんとか学校に行ってもらいたい一心でしたけど 私はそのような生徒さんたちには別に中学なんかいかなくて いいよ。

高校からリフレッシュで通えるように学力を つけておこう!といって指導していました。

お父さんお母さんには学校行かなくていいって言われたこと言わないでね。と口止めしていました。 親も私も一緒になって学校行け!といっていたらスムーズに事は運ばなかったと思います。

学校に行けと言わなかった事で本人さんとの信頼関係も深まりました。

この前なんの番組かは忘れてしまったのですが、不登校を克服したお父様と息子さんが出演なさっていました。

息子さんは何とかしないといけないと思いながらも ゲームに逃げる日々。

お父様は小言を言いたくなるのを必死に押さえて息子さんを見守っていました。そうやって長い時間が過ぎ、息子さんが自分で興味のあるものを見つけ勉学に励むようになり復活したというお話でした。

印象深かったことは、息子さんが、お父さんが何か言いたそうににしていたのにこらえて言わなかったことをちゃんと知っていたことです。

子供を信じて何もうるさいことを言わず待ってくれた父に感謝していたようです。

頭では子供もちゃんと理解していることを偉そうに上から物を言われても子供は発狂するばかりです。

でもそれをやるなと言われてもやってしまうのがほとんどの親だと思うのです。私も含めて。

本当に親って大変だなあと思う反面、学校に行けていない子供は子供でまさに地獄の中で生きているのです。

不登校経験のある親御さんはそんなにいないでしょうから、 わが子の気持ちも分かりにくいと思います。

ですが、これまで子育てしてきて、わが子は賢いし自分で 考えられる、と確信できるお子さんに対しては、高校から頑張ればいいから中学の勉強だけは家庭で きちんとやっていこうね!っていえたらいいですね。

学校に行かなくても無理なく学力を上げられる教材。

そもそも学校教育はもはや不必要になりつつある

かつてはお国のための優秀な兵士を養成するため、近年に於いては経済を支えるための優秀なサラリーマンを育てるために行われているのが学校教育です。

勉強できるというのは指示に従うことができる能力、と換言できます。親や先生の言うことを従順に聞き、やれと言われたことはしっかりやり、やるなと言われたことはやらない。

勉強できない子は問題をよく読まないし指示を守れない子です。

外国語は一台に何十言語も入っている翻訳機の進歩で学ぶ必要が薄れていますし、インターネットにアクセスすればすぐ知れる社会などの情報は頭にインプットしておくと効率が悪いかもしれません。

脳を鍛えるという目的においては英国数理社の五教科は役に立ちます。しかし、この古い手法は時代遅れになりつつあります。

知識としての詰め込み暗記はもはや不必要といっても過言ではありません。

よりはやい時期に自分の適性を見つけてその道の勉強に特化したほうが成功しやすいです。

今ですとプログラミングやAI関係の分野です。

そのような分野ですと、パソコンがあれば事足りるので地方にいても東京の職場環境で働ける可能性も充分あります。

ですから不登校も考えようによってはいち早く古い教育メソッドから解放されたとも言えます。

だからといって引きこもって一日中ネットやゲームをしていたら全く意味がありません。

会社に属さなくてもユーチューブで動画を作って広告収入を得たり、アフィリエイトで広告収入を稼ぐという方法もあります。

分野のヒントは与えて、学校に行かなくてもどんなことなら興味があって熱中できるかということを考えさせ、行動に移させることができるのなら学校に行かないことが不幸どころか幸福の入り口にすらなります。