大手飲料キリンがウォーターサーバー事業から撤退。ブラジル事業も撤退

こんにちは。リエです 大手飲料会社キリンはフレシャスとタイアップして
アクウィッシュという製品を出していましたが、
現在HP にアクセスするとフレシャスのアクウィッシュとなっています。

キリンがウォーターサーバーで失敗した理由

キリン事業失敗
キリンが撤退したのは全てをフレシャスに丸投げしていたから だと思います。
お水もフレシャスと同じ。そしてウォーターサーバー本体も フレシャスと同じ。

しかもウォーターサーバーは現在主流となっているフレシャスデュオ ではなく、
そのひとつ前のモデルで色もベージュ、ブラウン、ホワイトの
たった3色展開でした。

ベージュとブラウンは他社があまり使用していない色で、
これらの 色が合うキッチンももちろんあったと思いますが、
それ以外の家庭には やはり不評だったのではないかと。

フレシャスは人気のある会社ですが、システムを全て取り入れ、
ほとんど差別化せず、キリンブランドを出せなかったのが
売り上げに繋がらず 撤退ということになったのだと予想できます。

フレシャスはウォーターサーバー専門ですから、
日々新しいサーバーを 出して進化しています。
キリンがやったことは他社の既存の商品をホームページを使って売っていた
だけではないでしょうか。

なぜキリンともあろう大手企業がこのようなやり方をしたのか 釈然としません。

大手飲料サントリーのウォーターサーバーは?

サントリーのウォーターサーバー本体はキリンと違い 多分自社生産です。
白黒の2色展開でデザインは私の主観ですが
業界で1,2位を争うダサさです。

ウォーターサーバー黎明期の デザインです。
しかし水はサントリーの
「南アルプスの天然水」であり
山梨県にある南アルプス白洲工場で安全に生産されています。

このようにサントリーはサーバーデザインは酷いですが、
自前の 水を使っていて、それこそが大手飲料の強みでありアピールポイント
であると思います。

キリンは大手飲料メーカーでありながら水を自前で用意できなかった
ことが撤退の大きな原因の一つではないかと邪推します。

キリンの業績悪化?

キリンは2015年12月期決算で、
1949年に上場していらい初めて となる赤字決算となってしまいました。
(赤字額400億越え)

2011年に子会社化したブラジルのビール会社で損失がでたとのこと
ですが、今回のウォーターサーバー事業の展開の仕方を見てみると
資本に物を言わせて適当にやっている感が否めません。

ビールもアサヒに抜かれて2位に転落してから巻き返していませんし。
何かと心配ですが、是非頑張ってほしいです ウォーターサーバーはフレシャスで決まり

2017年キリンはブラジルでの事業からも撤退

キリンが南米ブラジルに進出したのは2011年のことでした。

ブラジルはサンパウロにあったビールと清涼飲料水メーカーであった
スキンカリオール社をキリンホールディングスが100%子会社化しました。

スキンカリオールの名前は歴史から消え、
ブラジルキリンという 社名に変更になりました。

ブラジルで黒字化できなかった原因の一つとして株式の問題が あります。

50%ちょいスキンカリオールの株式をキリンは取得していたのですが、
残りの株主に訴訟を起こされることとなり、
結果として残りの半分の 株も含めて全部の株を取得する嵌めに陥りました。

最初から計算外の出費を課せられたわけです。
その後もブラジルビールのシェアを上げるどころか
スキンカリオール時代は 買っていたオランダのハイネケンにまで
詰め寄られる結果となり
ついに2017年にブラジルキリンはハイネケンに売却されました。

キリンのオーストラリア事業は順調か

キリンはブラジルの前mp2009年にオーストラリアの醸造会社であった
ライオンネイサンを100%子会社化しています。

その1年前の2008年にはオーストラリアの乳製品会社である
ナショナルフーズを買収しています。

2016年、ライオンネイサンのワイン部門を豪アコレード社に
売却しています。

国内でのシェアが取れない分海外進出にかけるしかないわけですが、
買収の際に同業他社より多くお金を積むから買収が成功するわけです。

しかしそれが必要以上に高値で掴んでしまっている印象があります。

かつてニューヨークのエンパイア・ステート・ビルディングは
ホテルニュージャパンのオーナーの所有物になったことがあります。

お金に物を言わせての買収は最終的に手元に残らないような気がします。

キリンさんはそのようなバブル期的な過ちを犯してはいないとは 思いますが、
海外進出に強いとはいえませんね。

キリンの最近の海外進出先はミャンマー

ミャンマー事業ミャンマーの人口は5000万人ほど。
GDPも近年上昇しており海外企業の誘致も
ティラワ工業団地というところに経済特区を設けて積極的に
行っているようです。

ブラジルとオーストラリアの経済低迷で痛手を負っているキリンは
2015年から関わっている(ミャンマー・ブルワリー買収)
ミャンマー事業を2017年に拡大しました。

ミャンマーのビール大手マンダレー・ブルワリーの買収です。
この2社でビールシェアがなんと9割になるとのことで
ブラジルやオーストラリアのように低シェアからのスタート
でないことが 有利と見ているようです。

ウォーターサーバーもシェアのあるフレシャスに丸投げして
事業から撤退となると 海外でもいわんや・・
ということになってしまいます。

ミャンマーにはブラジルで痛い目に遭ったハイネケンや
デンマークのカールスバーグも参入していますから、
また足元を 掬われないように注意して頂きたいものです。

このようにキリンの海外進出の一連の流れをみていますと、
最高値で買収&設備投資させておいて、
失敗した後に強いグローバル企業であるハイネケン
などに安値で叩かれている印象を受けます。

グローバル資本に食い物にされている感が否めません。
キリンホールディングスの株はもっていないのですが、
これからに期待したいですね。日本企業!負けないで!

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