バングラディシュの水質汚染問題。ヒ素混入の飲料水が国民の健康を脅かしている

水害が多いバングラディシュで安全な飲み水を確保するのは大変

インドの東に位置しているアジア最貧国の一つバングラディシュ。

人口1億6000万人で世界第八位を誇りますが、そのうちの一億1800万人が一日2ドル未満で暮らしていると言われています。

6割が農業に従事していてインフラの整っていない農村に住んでいます。

雨季には上の写真のように村が水浸しになったり、時折洪水にも見舞われますから、決して水が不足しているわけではありません。

1600万人が住む首都ダッカでは水汚染が、そしてその他のほとんどの人々が住む農村部では飲料水にヒ素が混入している問題があります。

農村部の井戸は浅く掘られていて土壌汚染されている部分から水をくみ上げている結果だそうです。浅い井戸ほどお金がかからないのです。

深刻なヒ素中毒の場合は多臓器不全で死に至る

ヒ素中毒といば和歌山毒物混入カレー事件をどうしても思い出してしまいます。

1998年の事件です。4人が死亡しました。ヒ素中毒には67人もなってしまいました。

でも最近この本が出版され話題になっています。

社会学者の宮台真司先生も大絶賛しているようです。もしかして冤罪なのでしょうか。

ヒ素は無味無臭。飲み水に入っていても分かりません。

そのようにして、バングラディシュの人々は長い年月を通して皮膚病に罹患したり、ガンになってしまいます。

それでもバングラディシュの平均寿命は72歳ほどで重篤なヒ素中毒ではなく慢性のヒ素中毒の方が多いのだと思います。

都市部の人々は水道を使えるがそれは汚染された水

首都ダッカのストリートの様子です。

物凄い量の車、人力車、人力で荷物を運ぶ人々。大変活気がありますね。

中程度のビルや看板もみてとれます。信号はなんと5連となっています。赤青黄色以外にどんなものがあるのかな。

北緯20度付近の赤道に近い国バングラディシュ。

きちんとスーツを着ている人も混じっていますね。Tシャツ、ポロシャツも多いですが、長袖を着ている人のほうが多いでしょうか。日焼け対策ですかね。

砂埃か何か分かりませんが、大気の状態はすこぶる悪そうです。

走っている車のほとんどが日本車だそうで、排ガスによる大気汚染はそこまで酷くなさそうなのですが、世界でも大気汚染が進んでいるとダッカはされています。

たいした産業もなく常に貿易赤字を抱えており、外貨は出稼ぎ労働者が稼ぐ国なので、乾季の砂埃が大気汚染と間違えられている可能性もあるような気が致します。

水道水が安全に飲める国日本はありがたいか?

イエス!ということにバングラディシュと比べれば誰もがなってしまいます。

しかし、先進国では水道管の老朽化が問題となっています。

浄水場で水質検査はしっかりなされていますから、インドやバングラディシュのように水の衛生問題はクリアしているといえます。

地中に埋まっている水道管を定期的に新品に換えるなどということはどの国でも頻繁にできていません。

お金も膨大にかかりますしね。

発展途上国でなくとも、水道水にそこまで安心していられる時代ではなくなりました。

ウォーターサーバーの導入を考えてみる。

発展途上国は子供の教育よりも子供を労働力として見る向きが高いです。勉強したくてもできない子供が世の中には大勢います。

日本に生まれて普通に教育を受けられることを喜ばないといけませんね。

日本は学校だけではなく通信教育も発達しています。