英語を苦手にさせないために小学生からbe動詞と一般動詞の区別をつけさせる
英語の苦手な子はbe動詞と一般動詞の区別がついていない
英語は大学受験をする上で文系に進もうが理系に進もうが
必ず必要な教科です。
ですから英語ができないとそれだけで受験に悪影響を与えます。
高校生になっても英語が苦手で極端に点数が取れない生徒さんの
特徴としてまず挙げられるのは圧倒的国語力のなさです。
読書習慣がないことと家族での対話の少なさからくる語彙力の
乏しさ。作文を書かせると小学生のような文になってしまいます。
もしくは文章を書くことが全くできない子も高校生でもいます。
国語力のなさは今回の記事の論点ではないのでこれ以上は
触れません。
英語が苦手になるきっかけはbe動詞の文と一般動詞の文の
区別ができなくなるところから始まります。
つまり中学一年生の2学期あたりで授業についていけなく
なってしまいます。
中学校で本格的に英語を習い始めてすぐつまづいてしまう
ということです。
be動詞と一般動詞の原形を一緒に使ってしまう
あなたはサッカーをしますか。Do you play soccerと
すべきところを
Are you play soccer? としてしまうミスです。
I am play soccer. とかも同様でよく見かけます。
be動詞と一般動詞の原形を併用しないという大原則
が覚えられません。
なぜかというと品詞が理解できていないからです。
とりあえず基礎英語を理解するためには最低限、
動詞、名詞、形容詞の3つは絶対分かっていないと
いけません。
~です。は 鈴木という名詞や忙しいなどの形容詞
が入る文でbe動詞を使います。
~します。は一般動詞の文です。
品詞の識別、be動詞と一般動詞の区別。これができて
いないといつまでたっても英語は理解できません。
中学3年生でI am play tennis.とか言うようでしたら
英語は捨てて数学、社会、理科など他の教科を強化すべきです。
英語は点数を上げるのに相当の時間が必要です。1からやりなおすには
中学3年生だと時間がありません。
因みに I am play tennis. の amを 「は」だと思っている子が
少なからずいるようです。be動詞の意味は「は」であると。
つまりI は 「私」で「私は」だと思っていないのです。このように
考えると I am play tennis.も納得がいきます。それなりの
ロジックがあったのです。意味ないですけど。
これは一例ですが、勉強のできない子は自分に都合が良い
間違ったマイルールをたくさん持っていて、それに固執しているため
成績が上がりにくいです。
自己防衛のためにそのようにやってきた部分もあるのでどちらかというと
可愛そうですし気の毒です。
小学生の間に品詞をしっかり言えるようにしましょう。
動詞、形容詞、形容動詞、名詞、接続詞、連体詞、助詞、助動詞
副詞、感動詞。全て覚えろなんていいません。
動詞と形容詞と名詞の3つ、欲を言えば接続詞と副詞の2つ。
この5つを見分けられるようにできるといいです。
会話の中で「りんごの品詞は?」とか「うれしいの品詞は?」
「決めるの品詞は?」「ゆっくりの品詞は?」などと
聞いてあげると良いと思います。
国語力をつける上でも接続詞は順接と逆接まで言えると最高です!
be動詞一般動詞区別反射プリントをご活用ください!
コピペしてご使用ください。
日本語を言ってあげて最初に肯定文を作ってもらいます。
それを「否定文に!」「疑問文に!」「肯定文過去!」
「否定文過去!」「疑問文過去!」と順に言ってもらいます。
色々な文を全て肯定文に直したり、否定文、疑問文に
なおす問題もあります。
反射的にスラスラ言えるようになるまで何度でも繰り返して
ください。
ミスが多い単元はその部分を上から順に何度でも
やらせてください。
そして全てのプリントが終了するまでのタイムを毎回
計ってあげてください。
やればやるほどタイムが縮んできますから、お子さんの
やる気にもつながります。
このプリントが反射的にできるとこの先習う文法(進行形
現在完了、受動態などなど)に全く苦労しないことでしょう。
・・・・・・プリントここから・・・・・・・・・・・・
【Be動詞と一般動詞の区別 】
私は医者です。ですがあるからbe動詞を使う文
I am a doctor. 肯定文
I am not a doctor. 否定文
Am I a doctor? 疑問文 主語Iとbe動詞amを入れ替える
I was a doctor. 肯定文 過去
I was not a doctor. 否定文 過去
Was I a doctor? 疑問文 過去
彼らは英語を勉強します。
勉強するという動詞があるので一般動詞の文
※疑問文、否定文の中の動詞は原形(もとの形)
They study English. 肯定
They don’t study English. 否定
Do they study English? 疑問
They studied English. 肯定過去
They didn’t study English. 否定過去
Did they study English? 疑問過去
私たちは忙しいです。「です」があるからbe動詞を使う文
We are busy. 肯定
We are not busy. 否定
Are we busy? 疑問
We were busy. 肯定過去
We were not busy. 否定過去
Were we busy? 疑問過去
彼は学校へ行きます。
「行く」という動詞があるので 一般動詞の文
He goes to school.
Heは三人称単数なのでgoの後ろにesをつける
He doesn’t go to school. 否定文の動詞は原形
Does he go to school? 疑問文の動詞は原形
He went to school. Goの過去形はwent
He didn’t go to school. 過去の動詞の文の否定はdidn’t使う
Did he go to school? 過去の動詞の疑問はDidを使う
【全て肯定文にしなさい。】
He doesn’t paly baseball. He plays baseball. Sつけたか
Are you a teacher? You are a teacher.
Is this your pencil? This is your pencil.
Do they know her? They know her. Know ノウ 知る
Does he use it? He uses it. Sつけたか
Were you there? あなたはそこにいましたか You were there.
Did she cook dinner? She cooked dinner. ed
つけて過去にしたか
She wasn’t busy. She was busy.
Ken doesn’t study on Sunday. Ken studies on Sunday. ies
【全て否定文にしなさい。】
Ken played tennis. Ken didn’t play tennis.
Does she listen to music? She doesn’t listen to music.
Were they happy? They were not happy.
We help each other. We don’t help each other.お互いに
Are you Tom? You are not Tom. You not と言わない
Risa has two sisters. Risa doesn’t have tow sisters.動詞原形
Mike reads books. Mike doesn’t read books. 動詞原形
We enjyoed the party. We didn’t enjoy the party.動詞原形
Does she come here? She doesn’t come here.
He is a teacher. He is not a teacher. He notだめ!
【全て疑問文にしなさい。】
Ken works hard. hard一生懸命 Does Ken work hard? 動詞原形
They catch a dog. catch捕まえる Do they catch a dog?
You are my mother. Are you my mother?
We eat pasta. Do we eat pasta?
Ken and Mike like cats. Do Ken and Mike like cats?
Ken and Mike =二人=三人称単数じゃない Does としない
You were kind. 親切な Were you kind?
She plays the guitar. Does she play the guitar? 原形
【主語に対応して否定文になる可能性4パターン 】
I not He not We not You not They not We not と絶対言わない
悲しくなるほどこのように言う子が多い
I am not / I was not /I don’t /I didn’t
He is not /He was not/ He doesn’t /He didn’t
She is not /She was not /She doesn’t/ She didn’t
They are not /They were not/ They don’t /They didn’t
You are not/ You were not /You don’t /You didn’t
We are not /We were not /We don’t /We didn’t
・・・・・プリントここまで・・・・・・・・・・・・・・
小学校時に野放しのお子さんよりやはり子供の勉強を
お母さんにちゃんと見てもらっていた子の学力は高いです。
家事にお仕事大変とは思いますが、一日10分でも20分でも
一緒に勉強する習慣がお子さんの将来の学力を決定付けます。