マック・バーネットのThe Terrible Twoが子供の英語力を上げる良テキスト

アメリカの児童文学作家マック・バーネット氏

マック・バーネット氏はアメリカ・カリフォルニア州オークランド市在住の児童文学作家です。

リベラルアーツ大学の名門ポモナカレッジを卒業しています。

そこでは作家の故デビッド・フォスター・ウォレス氏から学びました。

大変優しそうなお顔をされています。特に目が柔和で良いですね。

EXTRA YARN(余った毛糸)でボストングローブホーンブック賞受賞

ボストングローブホーンブック賞。日本人の私たちにはなじみのない賞です。

子供や若者向きの本に与えられるもののようです。

雪が降り積もるある午後の日に主人公のアナベルはお外で小さな箱を見つけました。

箱には全ての色の毛糸で埋め尽くされていました。

箱を家に持ち帰り早速自分のセーターを編むのですがまだ余っています。

それでペットのワンちゃんにもセーターを編んでやるのですがまだまだ余っています。

友達や友達の犬、学校のクラスメイトや先生、町中の人々、町中の動物にもセーターを作ってやるのですが、それでもまだ毛糸は余っています。

アナベルの毛糸の話は海外にも伝わり、それを聞きつけた外国の富豪が毛糸を買おうとやってきます。

いくら積まれても売ろうとしないので富豪は毛糸を盗んで船で持ち帰ります。

しかしお城について箱を開くと中は空っぽでした。

富豪は怒って窓から箱を捨てました。

箱は海を渡ってアナベルの元に戻ってきます。というお話です。

カナダのイラストレータージョン・クラッセン氏(Jon Klassen)のイラストがとても温かみがあり可愛らしいです。

子供の英語学習に良いマック・バーネット氏の本

このthe terrible twoはアメリカでは6歳くらいから12歳くらいまでのキッズが喜んで読む本だそうです。

アメリカのお母さんの英語レビューを見ていても、一文一文が短いけれど韻を踏んでいたりリズム感が良く親が読んでも楽しい本と絶賛している人もいます。

子供特有のお馬鹿すぎるナンセンスな笑いはないので親も安心して読ませることができます。

ちょっとした挿絵もついているので本当は辞書で調べながら読むと良いのですが推測できてしまいます。

アメリカの子供たちもこの本がお気に入りで何回も読んで楽しんでいます。

語学学習者としては彼ら以上に読み込んで、単語力や言葉の言い回しをものにしたいところです。

できれば音読しながらこの文章のリズムも味わいたいところです。

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