中学生の夏休みや冬休み中の課題・宿題は横スクロールで何周もしたら実力がつきます!
学校の宿題ワークで効率的に学力をつける方法
夏休みや冬休み春休みには1学期に学んだ事、学年で学んだことなどの復習ができる薄い問題集などの課題がでますね。
もらった時に全部済ませちゃう子や最後の最後になって答えを写して提出する子まで様々います。
一気に答えを写して終わらせるなんて言語道断です。
そのようなタイプのお子様への提案ではありません。
しっかりやるお子さんへの提案が本記事の趣旨です!
普通宿題というものは1ページ1ページ順番にきっちりこなしていくことが当然です。
しかし長期の休みには学習範囲は長くなります。1ページ1ページ長期に渡って進めていくと、最初にやったページの内容を忘れてしまうというデメリットがあります。
そこでおすすめなのがタイトルにもある横スクロール法なのです。
宿題の横スクロール法とそのメリットは
横スクロールとはマリオブラザースのように横に進んでいくゲームで使われる言葉です。
宿題のページを1ページ単位でみると普通縦に進んでいきますね。国語は左横に進んでいきますが。
宿題の横スクロール法は1ページを3分割や4分割にして(5分割や6分割でも構いません)全部終わらせずに次のページへと進んでいく方法です。
1ページでやることが少ないのでどんどん次のページに進んでいけます。
このようにすると短期間で全単元を復習することができます。そのようにして最初の分割部分を一通り終わらせると、次の分割部分はまた最初の単元からやることになります。
つまり分割が多いほど何回も単元を繰り返すということになります。
一冊を仕上げるのにかかる時間は変わらないのに、脳に定着する率はこの方法のほうが圧倒的に有利です。
そして苦手な箇所が浮き彫りになり、お子様本人もどこに自分がつまづいているか確認しやすいです。
その苦手箇所を教科書で追求したり、家庭にある教材で復習したりすることで更に力がつきます。
そして単元がコロコロ変わることで集中力も継続しやすいというメリットもあります。どんどん進んでページをめくれる快感もあるのです。
中3の受験生には特にこの横スクロール勉強法がおすすめ
高校受験になると中学三年間の復習をしないといけません。市販の問題集をやるご家庭も多いと思いますし、学校からも三年間の復習ができる副教材も使用させられていることと思います。
それらを最初の方だけやって挫折しているという生徒さんも大勢おられます。
膨大な範囲であるからこそ、1ページを細かく分けて横スクロールさせていくことで全範囲を何周もかけて復習することが可能になります。
そして上記したように苦手箇所が自覚できやすいので効率的にその部分を強化するということができるのです。
広い範囲をなるべく短い期間で目を通すこと、そしてその繰り返しは家庭でできる最強の学習法だと思います。
ぜひこの内容をしっかり頭に入れてお子さんに指導してあげてください。
脳は疲れない。飽きるのである
というのをなにかで読んだ記憶があります。
確かに腕を一日中酷使すると疲れて筋肉痛になり大変なことになりますが、脳は起きている間無意識でもずっと使っていますし、脳の使いすぎで脳筋が筋肉痛をおこした!などという話も聞きません。
嫌になる、疲れたというのは脳が飽きた証拠なのです。
ですから細かく区切った横スクロール法に加えて教科そのものも切り替えるというのを組み合わせると長時間学習してもそれほど疲れたと感じないのです。
どうせやらないといけない勉強ならより楽に、そして苦痛なくできればお子さんも絶対に喜びますよね。
この記事がお子様の学習にお役に立てれば私もとても嬉しいです。
日本の将来を担う子供達の学力向上を心から願っています。