塾や家庭教師にすぐに結果を求める親御さんの特徴

塾や家庭教師にすぐに結果を求める親御さんの特徴

上の画像はヘリコプターペアレントです。日本のモンスターペアレントに当たります。子供や教師を上空から観察・偵察してあれこれいちゃもんをつけてくる高圧的な親を指す言葉です。

普通は塾や塾産業があそこが良い、ここが良いと言われる立場ですが、私はかつて塾産業にいたものの、今はなんのしがらみもありませんので、塾側から親御さんの良し悪しをどのように思っているか暴露したいと思います。

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結果をすぐ求める親はこれまでに教育に投資してこなかった人が多い

幼児期の間は絵本や知育玩具などの積極的購入、小学生には絵本から本への移行、スポーツや英会話などの習い事、学習ドリル、学習参考書。

中学になれば塾に加えて家庭で勉強するための学習参考書、読書のための本などが積み重なってくるわけです。

このような子供に与える学習商品は積もり積もれば莫大な金額になるのですが、これらのものをほとんど買い与えなかったという親御さんもいます。

教育費にかなりお金を割いてきた親御さんはお子さんの学力もしっかり把握していますので、受験期になってじたばたすることはありませんし希望しているラインの学力をおこさんが有していたりします。

それとは反対に教育費をほとんどかけてこなかった親御さんは中学3年生等の受験シーズンの夏休み以降になってこれは大変だ!ということになり、塾や家庭教師を初めて利用することになる方もいます。

そしてそのような方に限って実力の1ランクも2ランクも上の学校を志望されます。土台無理な話なのですが、高いお金を払うのだから結果を必ずだせ!というのが彼らの言い分です。

切羽詰まって親に無理やり連れてこられたようなお子さんで学習習慣がなく平均点を大幅に下回っている生徒が入試まで残り半年で劇的に変わる可能性は極めて低いです。

親の学歴・学力は確実に連鎖している

親の学歴が低かったり学力が低いことは当然子供にも受け継がれます。

毎日の子供との関わり方によって如実に現れます。一例をあげますと、生徒のお宅を訪問したときにお母さんがお子さんを呼びます。「○○!先生来たよ~!」

先生がいらっしゃる等の敬語を親が使えないのです。

このように外から垣間見えること以外にもその環境で生活しているだけで学力的に相当不利なことが日常的に行われていることがわかります。その子の学力を見れば。その蓄積が学力の差にも繋がっています。

親御さん本人が真面目に勉強した経験がなかったり、参考書を買ってもらったこともなく、塾にも行かせてもらっていなかったりすると子供にもうまく家庭内で教育していない可能性があります。

学歴コンプレックスから習い事漬けにして子供をダメにする親

自分の学歴がないことを子供で晴らそうとする親御さんもいらっしゃいます。勉強や英会話からピアノやバレエと高尚なこともお金に糸目を付けずお子さんの興味を無視してどんどんやらせ、芽が出ないとヒステリーをおこして子供に当たります。

ですが自分のできなかったことや苦手なことは大概子供もそうであることが世の常です。

嫌なことを無理やりさせられ挫折する経験を小さい頃から与えると嫌なことからとことん逃げる努力できない子に育ちます。

努力せずにスーパーな人間になれることを夢見る中二病的な体質を大人になってもかなりながくひっぱる人間になる可能性が高いです。

東大の学生はなぜ親に勉強しろと言われなかった子が多いのか

東大の学生にアンケートを取ったもので親に勉強しろとは言われなかったというものがあります。

それにはこのようなからくりがあるのだろうと推測できます。どういうことかといいますと、例えば子供が何かを疑問に持ったとします。

そうすると「この本を読めば〇〇の疑問が解決するよ」と家の中の本を手渡すか、タイトルを教えて図書館から借りさせるかします。「読んだら感想聞かせてね」と付け加えます。

どんな稚拙な感想であっても喜んで聞いてあげ、よく分かったねと褒めてあげます。自分の知識はひけらかさず、知っていても疑問を投げかけたりします。すると子供はまた本を読み返したり別の手段で調べてきます。そしてまた褒められます。

これは自分で調べたり、調べたことをアウトプットさせる訓練になっているのですが、親は勉強しろとは言っていませんし、子供も勉強しろと言われている自覚もありませんが、強烈に勉強になっています。

学習している自覚がない上に褒められたり質問されたりと関心を持ってもらえるのでモチベーションも上昇します。

疑問を持って自分で問題を解決することが勉強の真髄です。それを強制することなくさせていることがマジックなのです。

日常生活に疑問を持ち、自分で調べる癖がついていれば学校の5教科の勉強などお茶の子さいさいでしょう。

考える力は生きる力です。勉強だけに使うものではありません。そのことを小さい頃から叩き込んでいる親御さんが賢い子供を作っているのです。

ですから賢い子供の親御さんは勉強しろとは言いませんが、的確な具体的指示を指示だと子供にさとられないようにしながら鍛えているのです。

従って、東大生は「親に勉強しろと言われなかった」というよりは「勉強させられていることに気付かなかった」というのが正しい表現だと思います。

ではそのような素晴らしい教育方法を誰に教わったのかというと、やはりその親御さんの親御さんからではないでしょうか。自分もそのように育って良かったと思っているから子供にも同じことをしているのでしょう。同じようにすればよいので再現性も高いです。

反対に学力の低いお子さんの親御さんはガミガミと勉強しろというかもしれませんが、ただそれだけで全く具体的な提案がなされることはありません。

何をやったらよいかわからない上に怒られるのでモチベーションメーターの針は0からピクリとも上がりません。

「勉強しろ!」というのは具体的なアドバイスなしにはストレス発散にしかなっていません。具体的なアドバイスが仮にあったとしても強要されることを子供は望みません。

このように子育ての方法が二者において180°ことなる以上結果も180°の違いが生じるのは火を見るより明らかです。

できない子をできる子にするよりできる子をよりできる子にするほうが業者にとっては簡単だし利益も上がる

中学2,3年で何をやっても成績が上がらない子のほとんどは小学校低学年から勉強に躓いているので小学校の遅れを1,2年で取り戻すことは本人に決死の覚悟とやる気がない限り不可能です。

小学校の躓いている学年に遡り丁寧に教えていけば徐々に成績は上がるとは思いますが、それをやるには週二回一回二時間でやるならば2,3年はかかるのではないでしょうか。

そんなことしていたら入試終わっちゃいますね。

でも小学校の知識が欠落した状態で中学の勉強が理解できるわけないのです。結果入試に向けて超小手先のテクニックを授けることになるのですが、それすらマスターできないので結果は出にくいです。

しかしそんな親御さんは短期で結果がでないと塾が悪いとして塾を変えます。つまり長期継続の顧客になりにくい=良いお客さんではないということになります。

その子の将来を憂い、じっくりと力を入れて指導しても辞められてしまうのです。ですからそのようなお子さんを指導することは誰も得しないのですね。

だからあまりにも酷い子を入塾させないための入塾テストが存在するのです。お金にならないのにクレームになる案件には誰しも手を出したくないのです。

勉強ができないなら他で勝負すればよいだけ。勉強できることが必ずしも良いことではない

勉強ができる頭の良さと真面目に正しく世の中を生きて行く頭の良さは別物です。

以前にもこのブログの中で書きましたが日本においての教育というものは社会の歯車にきっちりはまり上の命令に従順で優秀な社畜を養成するためのものです。

有名大学有名企業に勤める優秀な人は社畜エリートとも言えるのです。さらに上のスーパーエリートになると高級官僚になったりして搾取する側にまわります。

財力がある家庭に生まれ何の苦労もなく良い教育を受け東大に入り検事長にまで登りつめ、市井の人々の血税で自分に有利になるような仕事をし、あわよくば定年延長まで狙い、庶民が職を失うかの瀬戸際のコロナ禍で接待賭け麻雀で無理に勝たせてもらった上にタクシー代も支払わないような乞食みたいな人間がスーパーエリートです。

そのような頭の良さを習得して欲しいと願う親など世の中にほとんどいません。

頭が非常によければ外資を含む大企業にはいり高給取りになれるかもしれません。国内大企業もえげつないですが、外資で高給をえることは日本の国力を間接的に弱める行為です。

末端はそうではありませんが、公務員も上に行けば行くほど腐敗しています。

頭の良い人は国や世界を平和にできうる頭脳を持っていると思うのですが、その方面に能力を使おうとはせず私腹を肥やすために切磋琢磨するようです。

最初は世の中をよくしたいと思ってスタートを切るのかもしれませんが、先人の洗礼を受け徐々に目が曇り同じ穴のムジナと化すのです。人間とはそういう生き物であるようです。

となると極論で言えば頭が良いことは他人を顧みず身内だけ潤えばそれでよし!を貫けるということではないでしょうか。

そういうのって幸せそうですか?

勉強が苦手で成績が悪いということは日本の教育システムの洗脳から逃れているという言い方もできるのです。

人として立派に生きることは勉強のできるできないに関係ないと思います。

勉強なんかで勝負しなくて良い分野で興味を持てることが何か勉強できない子にも必死で探せばある筈です。それは本人よりも親御さんのほうが探しやすいかもしれません。なんせ自分の子供なのですから。

あまり周りと比較しないでそのこにピッタリの道を一緒に考えるスタンスで幸せになるるのではないかと思います。

とは言え、あまりにも勉強ができないと可愛そうですからある程度の学力はつけさせてあげたいものですね。

子供の英語力が今後ますます必要な理由