中学1年生で習う火成岩を語呂合わせで覚えよう
先生火成岩が全く覚えられません!
とりあえず火成岩は英語でigneous rocksといいます!いや英語じゃなくて理科の火成岩がわからないのだ!あなたの怒りの声が聞こえます。
高校受験の火成岩関係の動画をやまほど見れば解決するでしょう。どれだけ見ても無料とは良い時代です。
わずか3分!WEB玉先生の岩石の種類講義
中学生や高校受験生を苦しめるのが岩石の種類です。
深成岩は地下深くでゆっくりと冷え固まった老粒状組織で、火山岩が地表付近で急激に冷え固まった斑状組織くらいまでは覚えられるものの、それぞれの岩石の色や種類までは覚えられないという生徒さんが大勢います。
大勢いるということはここを克服できれば差をつけられるチャンス!嫌だ嫌いだの裏にはおいしいことも必ずあるのです!
白→灰色→黒のだんだん色が濃くなる順番で、新幹線は借り上げと覚えましょう。
新幹線の新が深成岩を幹が花崗岩を線は閃緑岩、はが斑レイ岩を
借り上げの借が火山岩、りが流紋岩、あが安山岩、げが玄武岩を表しています。
WEB玉先生は借り上げを刈り上げだと思っていたそうですが、どちらでも覚えやすい方で覚えてくださいね。
斑状組織の石基と斑晶がどちらだったかすぐ忘れてしまいます!
石基と斑晶があべこべになってしまう!どっちがどっちか覚えられない!こんな生徒さんが結構います。
斑晶の晶という字に着目してみましょう。辞書には純粋な鉱物に見られる規則的な一定の形とあります。
大きい所が斑晶、それ以外の砂状の部分が石基です。砂状なのでまだちゃんとした形になっていませんね。小さい石っころを磨いていって立派な水晶玉にするイメージを頭に浮かべると大きいほうが斑晶と覚えられますね。
ただの石と水晶と価値の大きいのはどっち?もちろん水晶ですね。
無色鉱物・有色鉱物が覚えられません!
こんなのも覚えないといけません。
今度はあきとんとん先生の動画を見てみましょう。(5:30秒頃からが無色鉱物・有色鉱物の解説です)
長石、石英が無色鉱物で黒雲母が黒と6つのうちこれだけは覚えておこう!ということです。
長石はきまった方向に割れ、石英は不規則に割れます。
あきとんとん先生が見せてくれた表にもあるように、長石はどの岩石にも含まれています。つまり長石は超ふくまれている!ということです。
全部に含まれる=超規則的ということです!これで長石は規則的に割れ、もうひとつの無色鉱物である石英は反対の不規則に割れる!です。
6種類の形と特徴を覚えられたら完璧!
石と岩の区別って国語辞典で調べても曖昧(あいまい)ですが、理科的には色々な鉱物(石)で構成されたものが岩というイメージでよいと思います。
長石は陶芸に使われるよ。福島長石と釜戸長石
長石は焼き物の表面につけるうわぐすり釉薬(ゆうやく)に使われます。
釜戸は岐阜県瑞浪市釜戸町です。
陶磁器は土を練り固めて焼いたものだよね。だからそのままだとざらざらで使いにくいです。釉薬をかけていないものを素焼きといいます。
植木鉢なんかは素焼きですね。縄文土器や弥生土器にはまだ釉薬がなかったので素焼きになっていますね。
陶芸教室の先生が福島長石(カリ長石)と釜戸長石(ソーダ長石)の釉薬を使って焼き上がりの違いを教えてくださっています。
面白いですね。ソーダ長石を使っている方が多いそうです。酸化と還元で全然色合いが変わってきます。
こんなことはテストにでませんが、出ないことのほうが面白いでしょ。生活にも密着しているし。そしてでないことまで覚えたり理解するよう心がけていると興味も湧いてきて楽しくなるし、テストででるところくらいまでは余裕で覚えられるようになるのです。
テストまでをゴールとせずにその延長線上にあるものも同時に見ることで学びに広がりが出て人生自体が楽しくなります。勉強とはそのようなものでなくてはなりません。
黒雲母は薄くはがれる。商業利用価値はあまりない
めっちゃ薄くはがれていますね。そして上のイラストのように六角形をしています。黒雲母が長い年月をかけて風化するとバーミキュライトという石になり、それになると土壌を改良するための物質になったりします。
福島県で採れた黒雲母です。大きいですね!福島県の伊達郡川俣町にある第一水晶山で採れたのだそうです。
因みに(ちなみに)第一水晶山は日本の三大ペグマタイトだそうです。ペグマタイトとは大きな結晶からなる火成岩の一種。ここで色んな岩石を採って工業などに活かしているんだね。
500g1800円で販売されています。動画のような大きな黒雲母であればメルカリで高く売れるかな?笑
バラ輝石を川辺に探しに行く動画
お家の近くに石ころがあると探しに出かけたくなりますね。家の中でゲームばかりしているよりワクワクすることって世の中にはたくさんあります。
カンラン石を加熱・溶解してみた!動画
長いですからところどころスキップしてみるのもよいです。
火成岩がマグマが冷え固まったものというのを目で確認できますね!
信州大学石ころ鑑定のホームページが勉強になります!
さっき言った石と岩の違いも私の意見であっていました!火成岩、堆積岩、変成岩の説明、その判定方法などについて写真を多く使いながら丁寧に解説してくれています。
園芸で使う赤玉土や鹿沼土を洗うと綺麗な有色鉱物が取り出せるそうです!おうちにあったらやってみましょう!