ベネッセコーポレーションの不祥事。こんな会社が教育産業にいていいのか

ベネッセ顧客名簿流出事件

ベネッセホールディングスは、2014年に、自社が運営する通信教育事業「進研ゼミ」の顧客情報が流出したことを発表しました。この事件は、「ベネッセ顧客情報流出事件」と呼ばれています。

具体的には、ベネッセが運営する「進研ゼミ小学講座」や「進研ゼミ中学講座」などの顧客情報が流出しました。この情報には、顧客名や住所、電話番号、生年月日、進研ゼミの利用状況などが含まれていました。

ずさんな顧客情報管理のせいで顧客名簿が持ち出され少なくとも3つのルートで販売されました。

この顧客名簿には、顧客名や住所、電話番号、生年月日、進研ゼミやこどもちゃれんじの利用状況などが含まれていました。

ベネッセはこの事件を受け、再発防止策として、顧客名簿の持ち出しを厳格に管理するなどの対策を進めています。また、社員教育の強化や監視カメラの導入なども行っています。

ジャストシステムが名簿業者からベネッセの名簿を購入していた

ジャストシステム株式会社は、日本のソフトウェア企業で、オフィスソフト「ATOK」を始めとする日本語入力支援ソフトや、電子辞書などを開発・販売している企業です。1

主力製品である「ATOK」は、日本語入力支援ソフトの代表的な製品で、パソコンやスマートフォンなどの様々なデバイスに対応しています。また、電子辞書の「エルミタージュ」や、AIを活用した翻訳サービス「AI翻訳」なども提供しています。

小さい子供を持つ親世代には「スマイルゼミ」で有名です。タブレット端末を使うスマイルゼミのサービス開始は2012年に始まっておりジャストシステムはベネッセの名簿をスマイルゼミ会員の獲得に使用したものと推察されます。

教育産業と言っても儲けることが至上命題なわけですから名簿の売り買いもやむを得ないというのも理解できる気がします。

しかしこれはどうでしょうか。

ベネッセには追い出し部屋があった。パワハラまみれの職場環境

2012年に勤続20年を超えるベテラン優良社員である女性をベネッセは追い出し部屋に送り新人並みの給料と新人以下の仕事を押し付けられるようになり、裁判を起こしました。

その後和解したもののパワハラ追い出し部屋は正されずベネッセが反省したというのは嘘でした。

結局女性社員は2019年に不当に解雇され現在和解内容不履行・パワハラ・不当解雇訴訟で係争中です。

大企業は優秀な弁護士を何人も抱えて個人社員を潰しにきます。この裁判の行方がどうなるか分かりませんが、マスコミはもっとこの裁判を報道すべきです。

そしてパワハラが横行する会社の通信教材が世の中の子供に受け入れられて欲しくないです。

進研ゼミの儲ける手口はこちらに書きました。